春の季語「種案山子(たねかがし) 」の解説 種案山子(たねかがし)は、鳥などに苗床に蒔いている種籾(たねもみ)を食べられないように据付した案山子のことをいいます。 春の季語「 種案山子(たねかがし) 」の 子季語・関連季語・傍題・類語など案山子、その一つは赤いべべ着せられてゐる 山頭火 苫舟のあたりてゆらぐ案山子かな 秋櫻子 雫する雨の案山子の衣袂かな 淡路女 たそがれて顔の真白き案山子かな 鷹女 刻々に東京ちかき案山子かな 万太郎 昼のラヂオどこにも聞え案山子かな 万太郎 季語「種案山子」について 表記種案山子 読み方たねかがし ローマ字読みtanekagashi 子季語・関連季語・傍題・類語など – 季節による分類 ・「た」で始まる春の季語 ・「春の生活」を表す季語 ・「晩春」に分類される季語 月ごとの分類 ・4月の季語
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